top of page
検索

人間の手による製麹

  • editor888
  • 6 時間前
  • 読了時間: 2分

酒造りにおいて、お酒の味を左右する最も重要な工程と言われる「製麹(せいぎく)」。 竹斉では、効率を優先した機械による管理ではなく、あえて人の手による「箱麹法(はここうじほう)」という伝統的な手法を貫いています。


麹菌という「生命」と向き合う

麹造りは、蒸し上がったお米に麹菌を根付かせる繊細な作業です。麹菌は生き物であり、その日の気温や湿度、お米に含まれるわずかな水分量の違いによって、刻一刻とその表情を変えます。

機械であれば一定の数値で管理できますが、私たちは自分たちの**「五感」**を信じています。お米に触れたときのしっとりとした感触、立ち上る香り、そして麹が熱を発する際の微妙な変化。これらを肌で感じ取り、小さな木箱(麹箱)の中で丁寧に、優しくお米を動かしていきます。


「箱麹法」という究極の手仕事

「箱麹法」は、一度に扱える量が限られ、非常に手間と時間がかかる手法です。しかし、小分けにされた木箱の中で作業することで、お米一粒一粒の温度を細かく、そして精密にコントロールすることが可能になります。

数時間おきに麹室(こうじむろ)へ足を運び、麹の状態を確かめる。この「手による調整」こそが、機械では決して真似できない、竹斉ならではの深く、奥行きのある味わいを生み出す土台となります。

手から手へ、想いを込めて

私たちが求めているのは、単なる効率的なアルコール発酵ではありません。お米が持つポテンシャルを、人の手によって丁寧に、かつ力強く引き出すこと。

「箱麹法」によって一粒一粒に魂を吹き込まれた麹が、やがて芳醇な「竹斉」へと育っていくのです。職人の手仕事が生む、生命力あふれる麹の力を、ぜひその味わいから感じてください。

 
 
 

コメント


bottom of page