top of page
検索

稲刈りと稲架掛け

  • editor888
  • 6 時間前
  • 読了時間: 2分

秋、田んぼ一面が黄金色に染まると、いよいよ米作りの集大成である「稲刈り」の季節がやってきます。竹斉のお米作りにおいて、この収穫の工程は、現代では少なくなった「伝統的な風景」を大切に守りながら行われます。


1.稲刈り:効率よりも「質」

現代の稲作では、刈り取りから脱穀(お米を籾の状態にすること)までを一台で完結させる「コンバイン」という大型機械が主流です。しかし、私たちはあえてコンバインを使いません。

私たちが手にするのは、稲を刈り取り、束ねるところまでを行う「稲刈り機(バインダー)」です。なぜ、あえて手間のかかる方法を選ぶのか。それは、この後の「稲架掛け(はさがけ)」という工程を何よりも大切にしているからです。


2.稲架掛け:逆さに吊るして、旨みを熟成させる

刈り取ったばかりの稲の束は、一つひとつ自分たちの手で、竹や木で作った棚に逆さまに吊るしていきます。これが「稲架掛け」です。

最近では乾燥機を使って短時間で乾かすのが一般的ですが、稲架掛けは、秋の穏やかな風と太陽の光を浴びながら、約2週間から3週間かけて「自然乾燥」させます。

逆さまに吊るすことで、茎に残っている栄養分や旨みが、じっくりと重力に従ってお米の一粒一粒へと降りていくと言われています。また、ゆっくりと時間をかけて乾燥させることで、お米が急激な熱によるダメージを受けず、風味豊かな「生きたお米」に仕上がるのです。


自然と共生する、最後のご褒美

田んぼにずらりと並んだ稲架掛けの風景は、かつての日本の農村では当たり前の、秋の風物詩でした。今では見る機会が減ってしまいましたが、この風景のなかにこそ、本当に美味しいお米を作るための「答え」があるような気がしています。

太陽の温もりをたっぷり蓄え、旨みが凝縮されたお米。 この最高な状態のお米を原料にすることで、「竹斉」というお酒に、深いコクとまろやかさが宿ります。

手間も時間もかかりますが、この最後の一手間を惜しまないこと。それが、私たちがお届けしたい「竹斉」の品質の証です。

 
 
 

コメント


bottom of page